[メイン] kari : x5 3d6 #1 (3D6) > 15[4,6,5] > 15 #2 (3D6) > 6[2,1,3] > 6 #3 (3D6) > 7[4,1,2] > 7 #4 (3D6) > 15[5,5,5] > 15 #5 (3D6) > 8[1,1,6] > 8
[メイン] なにか : x5 3d6 #1 (3D6) > 13[1,6,6] > 13 #2 (3D6) > 14[5,5,4] > 14 #3 (3D6) > 16[5,5,6] > 16 #4 (3D6) > 15[5,4,6] > 15 #5 (3D6) > 9[4,1,4] > 9
[メイン] 仮仮 : x5 3d6 #1 (3D6) > 13[5,6,2] > 13 #2 (3D6) > 9[1,4,4] > 9 #3 (3D6) > 13[5,2,6] > 13 #4 (3D6) > 13[1,6,6] > 13 #5 (3D6) > 13[2,6,5] > 13
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 今は夕暮れ、黄昏時。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
窓から差し込む光も、日中の真っ青な色が、赤みを帯びてくる。
一日の終わりの始まり、といったような時間帯だ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
そして、その差し込む光にあたりながら。
うんうんと唸り、キーボードに触れている少女。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
金髪のツインテールを揺らしながら、奏でる音色に不満げな声を出して。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「なーーんかおもしろくねーなー……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ぎしり、と音を鳴らし、椅子に体重をかける。
座り込む、よりむしろ寝そべるような姿勢になって。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
彼女は作曲作業をしている。
そして、この曲を作っているのは、理由がある。
いつも眠そうなラフィ―、底抜けに元気な週、そして文字通り過去から来た鹿之助。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
”仲間”として知り合えた、その記念として。
自分の仲間の証である、音楽を作ろうとしていたわけだが。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
どーーもしっくりこないね。
そりゃそうか、テーマがバラバラすぎる。
どこの闇鍋だ?大乱闘でスマッシュなブラザーズでもこんなのみねえぞ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
つーか、誰かのために曲作るって……思ったよりハズいな。
……はー、でも、ま……せっかくだし、続けるか。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
と、ぎしりと再度音を鳴らし。
キーボードに向かい合えば。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「あ……?なんだこれ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 見れば、そこに在ったのは丁寧に閉じられた手紙。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
さっきまでなかったよな……?
当たり前か、私が引いてたのはこれなんだから……
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
う、もしかして……幽霊手紙……?
そ、そんなものがあってたまるか……!
…………ないよな……?
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 訝しげに、そして怖がりながら。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 手紙の封をゆっくりと開く。
[メイン]
GM :
「拝啓 市ヶ谷 有咲 様
いかがお過ごしでしょうか。
突然の手紙で驚かれると思いますが、わしに知識をお貸しください。どうしても分からないことがあるのです。ぜひお越しください。食事もご用意しております。
日時:明日、使いのものが黄昏時にお迎えにあがります。
この手紙は仕事や身分その他諸々、ランダムで数名の方に送らせていただいております。
ドレスコードなどはございませんので、気軽にお越しください。
ヴル」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「…………」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 手紙を上から下まで見た後、裏返して再度見る。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
これで全部……なのか……!?
ど、どういうこと……なんだ……これ……!
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
それに……クッソ怪しい!
なんだお迎えに上がるって……それにランダムに数名ってことは、スパムメールと同じじゃねえか!
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ジト目で、睨みつけるように手紙を見るが。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……ま、知識、ねえ……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
几帳面にペンで、一文字一文字綴るように描かれた、手紙。
それは簡単にイタズラのものとは一蹴できず。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……まー、お迎えに上がるってくらいだし
何もせずヴルさん?って人の家に行けるなら、考えてやらんこともないけどね~」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : へへっ、そんな事あるわけないか。と口元を曲げて笑いつつ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : もし行けたなら……この曲作りのインスピレーションも貰えるかもしれんしね~
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
そうして、もう一度手紙を見て。
ヴル、という知識のために人寄せをする奇特な人物は、聞き覚えはあるだろうか。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : CCB<=65 アイデア (1D100<=65) > 22 > 成功
[メイン]
GM :
有咲はヴルという名前に聞き覚えがあることを思い出します。
その人物は山の上にある屋敷の主人であり、研究や謎解き好きだということを。
しかし、屋敷の主人のヴルという人物について、記憶が曖昧であることに気づく。
漠然とした不安を感じSANc(0/1d2)
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : CCB<=65 SAN値チェック (1D100<=65) > 78 > 失敗
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 1d2 (1D2) > 1
[メイン] system : [ 市ヶ谷 有咲 ] SAN : 65 → 64
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
……そーいや、このヴルって人……
なんかネットで前見たような~……?
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
確か謎解きが好きでそれで~~……
………?
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
……うぇ、なんだこれ。
全然思い出せねえ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
頭の中にとっかかりが出来たような、気味の悪さ。
苦虫をかみつぶしたような顔となり。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「まー……明日になればわかるでしょ」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
その悩みを打ち払うように。
手を盤に添えて、電子音を打ち込んでいく。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 黄昏に、音が奏でられていく。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] GM : 探索者達が目を覚ますと、白い部屋にいた。SANc(0/1d3)
[メイン] GM : 探索者達は椅子に座っており、向き合うよう座らされていた。目の前には食器が並べられている。
[メイン] 山中 鹿之助 : CCB<=90 【SANチェック】 (1D100<=90) > 100 > 致命的失敗
[メイン] 山中 鹿之助 : 無念!
[メイン] 山中 鹿之助 : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : CCB<=64 SAN値チェック (1D100<=64) > 90 > 失敗
[メイン] ラフィー : ccb<=75 (1D100<=75) > 69 > 成功
[メイン] system : [ 山中 鹿之助 ] SAN : 90 → 87
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] system : [ 市ヶ谷 有咲 ] SAN : 64 → 61
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : うげっ
[メイン] 佐藤 週 : CCB<=75 (1D100<=75) > 14 > スペシャル
[メイン] 山中 鹿之助 : 市ヶ谷が目を覚ますや否や聞こえたのは─────。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「ぬおぉおおッッ……!?!」
[メイン]
山中 鹿之助 :
市ヶ谷が最近知り合った、推定戦国時代からやってきたと思わしき
武将の男(格好は、白地のTシャツを着ている、太刀に関しては武士の誇りであるため、きちんと帯刀しているが)
[メイン] 山中 鹿之助 : 山中 鹿之助という男の野太い声であった。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……いや声ふっと!?うるさいな!?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
男は食卓に座ったまま、鳩が豆鉄砲を食ったような顔立ちのまま
辺りをゆっくりと見渡していた。
大粒の汗が、鹿之助の頬から垂れ落ちる。
[メイン]
ラフィー :
「…………。」
きょろきょろ。
[メイン] ラフィー : 「…………うん。二度寝しよう。」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ガバッ、と体を起こして男の方を見る。
[メイン]
佐藤 週 :
「……ふえっ?」
その野太い声で起きる
[メイン]
山中 鹿之助 :
「むっ……!市ヶ谷殿、す、すまぬ……
……こ、ここは……一体どこで御座る……!?」
[メイン] ラフィー : すぅ……
[メイン] 佐藤 週 : 「あっ、皆さんおはようごさいます」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
見れば、その声の主は鹿之助。
そして週、ラフィーのすが……た。
[メイン] 佐藤 週 : 「……あれ?ここ何処…?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……ちょいちょい、寝るな寝るな!いやまあ夢だと思いたいのはあるが!」
[メイン] ラフィー : 「…………ん……ありさ。」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ゆさゆさとラフィーを揺らしつつ。
週の声に、ハッとなる。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む……お、お早うにて候
……な、なんと、皆の者は動じておらぬようだな……
むう、不甲斐無い!武士である拙者が最も動揺しておるとは……!」
[メイン] ラフィー : 「……ご飯の時間になったら……起こして。」
[メイン] ラフィー : すぅ……
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
確かに、ここどこだ……?
……誘拐じゃないよな、白い部屋……?……コワッ、なんだここ……
[メイン] 佐藤 週 : 余りにも突拍子もない場所に放り込まれて感覚がマヒしたのか、彼女は自分でも驚くほど冷静だった
[メイン]
山中 鹿之助 :
「しかしてらふぃー殿!一刻を争う事態でござる!
くっ……!皆の衆の安全確保が先決に申す!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 周囲の状況を目星する武士。
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 山中 鹿之助 : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 85 > 成功
[メイン]
GM :
白く大きな広間に、探索者達の机がぽつんとある。見る限り扉はない。
鹿之助がどれだけ見ても、机と椅子以外辺りには何も無い。
異様な光景にSANc(0/1)
[メイン] 山中 鹿之助 : CCB<=87 【SANチェック】 (1D100<=87) > 39 > 成功
[メイン] 山中 鹿之助 : 「おぉぉ、天よ、我に七難八苦を与え給うか─────」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
見ず知らずの場所にほおりこまれている。
その事実に突然ぶわりと肌が震えるが。
騒々しいくらいに、しかし元気な声で活気あふれる鹿之助に、何だか内心ほっとして。
[メイン] 山中 鹿之助 : 落胆するように声を漏らす。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……あー、さっきはその、悪かったよ……鹿之助
……ん?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「皆の者、やはり一大事にてござる!
この場所、出口も無ければ入口も無いでござる!」
[メイン]
ラフィー :
「ん……」
眠そうに目をこすって
[メイン] 山中 鹿之助 : ガンッ!と両手を拳にし、机に乗せる。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
今は飯時だぞ、と言いながら。
変わらず一定のリズムでラフィーを揺らすが。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「奇襲でござる!強襲でござる!!」
[メイン] 佐藤 週 : 「え~っと…何処に?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
どこからかほら貝を取り出し
ぶおおーー!!と開戦の音を鳴らす。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 机にあたった衝撃に、びくっ!と体を震わせながらも。
[メイン]
ラフィー :
「……うん……ご飯。……それ、ありさが用意したの?」
机の上の食器を指さして
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「ちょっと~~!?鹿之助さん!!
敵はいないから!!いるのは私たち!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : どうどう、と鹿之助を諫めれば。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む………!?
……さ、左様でござったか!すまぬ、何から何までお主らの
手間を取らせてしまったようだ」
[メイン]
ラフィー :
びくっ。
戦闘意識を呼び起こさせる音に身体を反射的に跳ねさせる。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……ん?いや、私じゃないぞ?
……てか、これなんだ……?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 市ヶ谷に深く頭を下げつつ。
[メイン]
GM :
ラフィーが机を見ると、それは円形の机で、白いテーブルクロスがかけられている。
机の上にはお皿が1枚と、その左右にナイフやフォーク、フィンガーボウルが並べられている。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……いやいいよ、なんだかいい意味で気が抜けて、怖いのも吹っ飛んだしさ」
にへらと笑いつつ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : そして、食器に目をやり。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む……かたじけない……
市ヶ谷殿達は、誠心優しき乙女にて候」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助に軽く手を振り、食器を注意深く観察する。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 目星!
[メイン] ラフィー : 眠気覚ましにぱしゃぱしゃ、とフィンガーボウルの水で顔を洗う。
[メイン] 佐藤 週 : その様子を見てやった方がいいのかと思い真似する
[メイン]
山中 鹿之助 :
さらにその様子を見た、現代知識に疎い武士もまた
ボウルに入っている水で顔を洗う。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
絶対この食器怪しいだろ、と見てみたが。
何も変哲のないただの食器。いたって普通。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「あー、そのー……綺麗な食器で……うぇっ!?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 恥ずかしさからか、食器から目を背けて見れば異様な光景。
[メイン] 佐藤 週 : 「有咲さんどうかしました?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む?いかがし申した市ヶ谷殿?
これが現代の作法なのでござろう?」
[メイン] 山中 鹿之助 : ラフィーの方を見ながら。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
指を洗うための道具で、顔を洗っている。
ここは……食卓だろ……?
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ちらりと、ラフィーを見てみる。
[メイン] ラフィー : 「……。」
[メイン] ラフィー : フィンガーボウルに顔を突っ込んでぶくぶくとしている。
[メイン]
佐藤 週 :
「なるほどそこまでするんですね…」
そのまま顔を突っ込む
[メイン] 山中 鹿之助 : 「ほう……!この清水は、さらに口を清めるために使うものでござるな!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……いやいや、違うぞ~!?
洗うためのものだけど、それは指だから!顔を洗うのは作法じゃないよ!」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「なんと!?指を洗うものであったか!?
こ、これは、何と恥ずかしい……無念!!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
全員の頭を食器から、強引に引っ張りだそうとする。
[メイン]
佐藤 週 :
「ブクブクブク…」「……えっ?」
キョトンとした表情で顔をあげる
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「週とか疑問に思わなかったのかよ!?
他の奴はともかく、お前普通だろ!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ビシッと彼女に指さしながらも。
[メイン] ラフィー : 「……ぷは。……ラフィー、知ってた。……うん、知ってたよ」
[メイン] 山中 鹿之助 : 市ヶ谷に顔を引っ張り出された拍子に、鹿之助の懐から一枚の矢文が落ちる。
[メイン]
佐藤 週 :
「そ…そうだったんですか!?」
基本ファミレスにしか行かない週にとってフィンガーボウルの存在は未知だった
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : それはどうなんだろうな~?とはラフィーにジト目と笑いを向けつつ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助から落ちた、矢文をちらり。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「あー……それ……?
もしかして、ヴルって人から来た奴?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む……!落としてしまったでござる!
? うむ」
こくりと市ヶ谷に頷く。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「寝床にふと、この矢文が飛んで参ったで候」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
見えた内容は、有咲にとって記憶にあたらしい物だった。
なにせ────同じ内容を、自分はつい最近見たのだから。
[メイン]
山中 鹿之助 :
手紙の着いた矢を市ヶ谷に渡し、見せる。
その内容は、市ヶ谷が読んだものと全く同じだ。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「その口振り……よもや、市ヶ谷殿もでござるか?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
筆跡まで同じかと見間違うような有様に。
うげっ、と苦虫を嚙み潰したような顔に。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : こくり、と頷き。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「………ふぅむ、成程、これは胡乱なことだ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……となると……他二人もそう見ていいのかね」
[メイン] 山中 鹿之助 : 唸り、首を傾げながら腕を組む。
[メイン]
ラフィー :
同様にこくん、と。
「……ラフィー、ご飯あるって聞いた。……それまで寝てた」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ちら、と食卓を見てみる。
そこは先ほどの行為により若干水でぬれているだろうが。
[メイン] ラフィー : 顔から滴らせる雫を、テーブルクロスを持ち上げてごしごしと拭きながら。
[メイン]
佐藤 週 :
「これの事ですよね…?」
頷き手紙を取り出す
[メイン] 山中 鹿之助 : 「おぉ、佐藤殿もでござったか……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「となると……ふぅむ、我らはこの文の主に、ここへ召集させられた
……と考えるのが、筋の通るものでござろうか?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : もしかしてずっと寝てたのか……?と頭の片隅で疑問に思った。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「加えて……もしこれが外敵による奇襲であったとしても
我らは今、鼠一匹出ることも叶わぬ場所に閉じ込められているのみ」
[メイン] 佐藤 週 : 「ど…どうしましょう……私フォークとナイフの持ち方とかよく知りませんよ!?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……かもな
目が覚めたらここに、なんてそんなファンタジーじゃないんだし……
この手紙にある”使い”ってのも、来た覚えは……」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「もし害意あらば、我らはとっくに命を落としていてもおかしくござらぬ」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「されど、こうして傷一つ負わず、さらに……
縄にも縛られておらぬ」
[メイン] 山中 鹿之助 : 手のひらを開いたり閉じたりするのを、己の目で確認しながら。
[メイン]
ラフィー :
「……めぐる、だいじょうぶ。
……気軽でいいって書いてる、手で食べてもいい。」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「なれば、やはり……この文の主が我らを……
……そしてその真意は─────」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
鹿之助の言葉に。
体をくるくる動かして、跡が付いていないか確認しつつ。
[メイン]
佐藤 週 :
「ああなんだそれもそうですね…」
すっかり安心する
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……真意は?
……まさか、仲良くご飯食べるためにってわけでもないよな?」
[メイン] 山中 鹿之助 : うむ、と市ヶ谷の言葉に頷く。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
食事の仕方を話し合う二人を横目で見つつ。
……呑気っちゃ呑気だけど、こういう時でもマイペースなのは……なんつーか、ありがたいな……
変わらない、ってのは……結構、安心する。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「そういった意図があらんば、穏便な手で我らを呼ぶであろう」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「この文に書かれてある、知識を欲する旨の内容
……我らは、試されているのでござろうか?」
[メイン]
佐藤 週 :
「く…クイズですか…?」
その言葉を聞いて顔色を悪くする
考えるのは…苦手だ…
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助の言葉に、考えるように手を顎に付けて。
[メイン]
ラフィー :
「……?」
二人の会話をぼんやりと見つめ返す。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「…………」
佐藤の方を向き。
[メイン] 山中 鹿之助 : くいず。
[メイン] 山中 鹿之助 : くいずとは、一体なんでござろう。
[メイン] 山中 鹿之助 : と、眉に力の入った、無骨な表情のまま、そんなことを考えていた。
[メイン] 佐藤 週 : 「……おや?どうしました鹿之助さん?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : あー……と言った顔で。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「むっ……!!な、何でもござらぬ!
……いや、もしかしたら、お主らに余計な心配をかけ過ぎてしまって
おるやもしれぬからな……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者、この世界に来る前は常に、人の死が傍にあり続けるような
そういった世界で生きてきた故……」
[メイン] 佐藤 週 : 「え、ああいや大丈夫ですよそんな…」
[メイン] 佐藤 週 : ……正直な事を言えば
[メイン] 佐藤 週 : 腹が減っていた、食器を見たせいか
[メイン]
山中 鹿之助 :
「……この、平和な世界での考え方に、隔意が生じておるやもしれぬ
お主らの和に入り切れておらぬ故、誠に申し訳ござらぬ」
[メイン] 佐藤 週 : 「そんな謝らなくても…」グギュルルルルル
[メイン] 佐藤 週 : 腹の虫が鳴る
[メイン] ラフィー : ぐきゅうう。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「いやいや、そんな気負いせんでも!
さっきの話とかもありがたかった……ん?」
[メイン] ラフィー : それに呼応する。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「む……!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ぶんぶん、と諫めるように両手を振っていたが。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 虫の鳴き声に、ぴくり。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「これは……はっはっは!盛大な腹の虫の鳴き声よのう!」
[メイン]
佐藤 週 :
「……こ…これは違いますよ!?」
必死にごまかそうとするが誤魔化す言葉が思いつかない
[メイン]
山中 鹿之助 :
「ははは!人の摂理だ、気にするでない!
はっはっは!!
………であらば」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「我らを招待せし、この文の主が
じきに来るであろう」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「腹ペコ虫のために食事なりクイズなり出してもらわないと、だもんな~」
[メイン]
佐藤 週 :
「嫌だからこれは…!!」
「そ…そうですね!」
恥ずかしさで顔が赤くなる
[メイン]
山中 鹿之助 :
「ここに並べられた物が食事に使いし物であらば
座して待てば、かの者もいずれやってくるであろう
我らは今は、客人なり」
[メイン]
ラフィー :
「……うん?……めぐる、お腹……すいてないの?
……代わり……ラフィーが食べよっか……?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
佐藤の赤くなった顔に、はっはっは!と笑いながら。
市ヶ谷に頷く。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ニヤッと笑いつつ、その音を鳴らしたラフィー、週を交互に見ている。
[メイン] ラフィー : 注目も意に介さない様子でつんつん、と佐藤のお腹を突く。
[メイン]
佐藤 週 :
「は…早く座りましょう皆!」
座ったら来るものでもないがなんとかこの状況を有耶無耶にしたかった
[メイン] 山中 鹿之助 : うむ、と呼応し、食卓の前に座す。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ニヤニヤと笑い顔のまま、ドカッと音を鳴らして椅子に豪快に座る。
[メイン]
ラフィー :
「…………」
立つのが面倒で最初からずっと座っていた。
[メイン] ウェイター : 「お持ち致しますね」と、どこから現れたのか、ウェイターが探索者たちの後ろに立っていた。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「むっ………!?いつの間に……!?」
[メイン]
佐藤 週 :
「…うぇえ!?」
ビックリして振り返る
[メイン]
山中 鹿之助 :
不覚、拙者が背後を知らずに取られてしまうとは。
この男─────できる。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……はっ」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ビックン、と。
大きく体を震わせ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「なになになに!?!?誰誰!?!?」
[メイン]
ラフィー :
「…………うん。……ご飯、もうすぐ?」
くるんと振り返って
[メイン] 佐藤 週 : 「い、いつからそこにいたんですか!?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 先ほどまでの気丈な様子は崩れ、オーバーに驚きながら。
[メイン]
ウェイター :
探索者達の言葉に応えることなく、ウェイターは壁の中に消えていくことが分かる。
そしてしばらくすれば、ウェイターが再び壁からトレンチを持って現れる。SANc(0/1d3)
[メイン] 山中 鹿之助 : CCB<=87 【SANチェック】 (1D100<=87) > 49 > 成功
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : CCB<=61 SAN値チェック (1D100<=61) > 66 > 失敗
[メイン] ラフィー : ccb<=75 (1D100<=75) > 95 > 失敗
[メイン] 佐藤 週 : CCB<=75 (1D100<=75) > 47 > 成功
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 1d3 (1D3) > 1
[メイン] ラフィー : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] system : [ 市ヶ谷 有咲 ] SAN : 61 → 60
[メイン] system : [ ラフィー ] SAN : 75 → 72
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……妖術の類か……?」
[メイン] 佐藤 週 : 「壁抜けした!?あの人忍者かなんかですか!?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : あんぐりと口を開く。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
目を何度か擦って、見間違いではないことを確かめる。
……夢でもないな、これ……
[メイン] ラフィー : がたん、とその手に携えられたものに少々興奮するように。
[メイン] ウェイター : 探索者達が席に着いているのを確認すると、ウェイターは机の中央に皿を置く。皿の上には、スマホと古びた本、鍵①が乗っていた。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「これは………?
……食事、ではござらぬな?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「一体何の真似でござる」
[メイン] 山中 鹿之助 : ウェイターの方をじっと向く。
[メイン] 佐藤 週 : 「あの~これは一体…?」
[メイン] ラフィー : 残念がるようにきゅう、とまた音を鳴らす。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
反応を見るように、困惑交じりのジト目でウェイターに見つめる。
[メイン] ウェイター : 「すぐに主人から連絡があります。お楽しみください」とウェイターが言うとふっとその姿は消えていた。
[メイン]
佐藤 週 :
「えっちょっと…」
「き、消えた!?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「なっ……!?猪口才なりけり!!」
[メイン] 佐藤 週 : 「あんなの普通じゃない!やっぱ忍者ですよあの人!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……うぇっ……!?ま、またぁっ!?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
愚弄されたことに怒りの感情が湧き出そうになる武士。
帯刀した太刀の峰に手を当て、刀身を剥き出そうとする。
[メイン]
ラフィー :
「…………」
壁の方をかたかたと椅子を揺らしながらしばらく見つめて。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
消える現象に、びくりと体を震わせる。
この有咲、強気にふるっているが臆病者で、怖がりだ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : だがそれよりも恐ろしいことが目の前に起こっている。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「ちょいちょい!!刃物はまだノー!
なんか連絡来るみたいだし、それまでストップしよ!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「む………!?そ、そうか……す、すまぬ市ヶ谷殿……」
[メイン] 佐藤 週 : 「ちょちょちょちょい!?鹿之助さん!?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 申し訳なさそうな表情で席に戻る。
[メイン] ラフィー : 「……うん。……鹿之助、落ち着いて。」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……うむ……」
[メイン] 佐藤 週 : 「も~駄目ですよ…今そんな刀自由に振れる時代じゃないんですから」
[メイン] 山中 鹿之助 : 反省するように、ゆっくりと何度も頷く
[メイン]
山中 鹿之助 :
「……しかして、これらは一体何だ?何故我らにこのようなものを?
あまりにも不可解である、腹を空かせた者がいるというのに……」
[メイン] ラフィー : こくこく、と砲塔を揺らしながら佐藤に同意する。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者はともかく、拙者が命の恩人、らふぃー殿や佐藤殿を
愚弄するような真似は許せん」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
はは、と笑いつつも。
鹿之助の言葉に、同意するように軽き頷き。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「市ヶ谷殿、ここに並べられたものは……確か、すまほ……であったか?」
[メイン] 佐藤 週 : 腹をすかせたに頷きそうになるも首を振り
[メイン] 山中 鹿之助 : 「すまぬが、拙者の代わりに見てもらえぬでござろうか……?」
[メイン] 佐藤 週 : 「でも確かに不可解ですね、ここといい手紙といい…」
[メイン] 佐藤 週 : 「分かりました、ちょっと見てみますね」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「ああ、スマホであってるよ
ん……そうだな、まだ慣れないなら、私が見た方がいいか」
[メイン] 山中 鹿之助 : うむ、すまぬが頼み申す、と佐藤に頷く。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 週にも見えるように、テーブルの中央でスマホの電源に触れてみる。
[メイン]
山中 鹿之助 :
鹿之助は戦国時代に生きた武将であるため
機械の取り扱いは、ほとんど分からない。
[メイン]
佐藤 週 :
「ああ、では有咲さん頼みます」
有咲の方が詳しそうな雰囲気あったから有咲に託した
[メイン]
山中 鹿之助 :
強いて手伝えることがあるとすれば、本だ。
だがこれも、鹿之助よりも理知な乙女に任せた方が効率が良いという現実がある。
不甲斐無さを感じざるを得ない鹿之助であった。
[メイン]
ラフィー :
「……じゃあ、鹿之助はこっち……ラフィーと一緒に、みる?」
古びた本を手に取って鹿之助の隣にずい、と椅子を寄せる
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
有咲はそんな鹿之助と違い、バリバリの現代っ子。
こんなナリをしているが、引きこもりで無駄にスマホやPCの知識はある。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「むっ……!せ、拙者では役に立つか分からぬが……
良いのか……?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 少し眉をハの字にさせながら、ラフィーの方を向く。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 私本読むの苦手だしそっち任せた、と二人に手を振りながら。
[メイン] GM : 有咲がスマホの電源に触れるが、電源はつかない。普通のスマホのように見える。
[メイン]
山中 鹿之助 :
む……なれば、相承った。と頷く。
友に託されたとあらば、義は果たさねばならぬ。
[メイン] ラフィー : 「うん。……古そうな本だし、鹿之助にしか頼めないかも。……多分。」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「あれ、っかしーな……
なんか付かないみたいだな……?」
[メイン]
GM :
ラフィーが本を手に取ると、その本は分厚く、年季を感じる。
本には鍵がかかっていることがわかる。
[メイン]
佐藤 週 :
「スマホ…そういえば」
スマホとか没収されてないか自分のポケットを探る
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 週にも見てもらうように、くるくると回しながら。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「……御意。その役目、責任持って拙者が果た─────
…………む?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「らふぃー殿、この本……開かぬでござるな……?」
[メイン] GM : 週のポケットには自分のスマホが入っていますね
[メイン] 佐藤 週 : !
[メイン]
ラフィー :
「ん……」
それに気付き、同じく皿の上に乗った鍵に手を伸ばす。
[メイン] 佐藤 週 : 自分のスマホ確認します!主に電波!
[メイン] 佐藤 週 : あと時間も!
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 週のスマホを、覗き込むように後ろから見る。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「ほう……その金属片は……?
よもや、これに……?」
[メイン] 山中 鹿之助 : ラフィーへ本を渡そうとする。
[メイン] GM : 鹿之助は本の下にメモを見つけます。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「むっ……?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 瞬きを数回した後、そのメモを手に取り読む。
[メイン] ラフィー : 本を受け取ろうとして、きょとんとその様子を見つめる。
[メイン]
GM :
時間の表示は「86:20」みたいな感じでおかしくなっていますね
電波は来ていないようです
[メイン] 佐藤 週 : なるほど
[メイン]
GM :
鍵は手のひらサイズの鍵だ。
本の鍵とは合わなそうに見える。
[メイン] 佐藤 週 : 「……どうなってるんですかこれ?」
[メイン] GM : メモには「本は男のものです。答えを楽しみにしています」と書かれています
[メイン] 山中 鹿之助 : 「………………」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「猪口才なりけり!!!!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「ここの電波がイカれてる証拠じゃねえの?
……時計ごと狂うなんて聞いたことねえけどな」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 見たこともない数字に、ぶるっ、と体を震わせて。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「うぉっ!?な、なんだよ!?
そっちはなんかあったのか!?」
[メイン] ラフィー : 「鹿之助。どうどう」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「ふーっ!ふーっ!」
[メイン]
佐藤 週 :
「ですよね…ってうおっ!?」
「な…何かあったんですか…?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
顔に血管が浮き出ながらも、ラフィーの言葉でなんとか落ち着いていく。
市ヶ谷にメモを見せる。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : はんはん、とメモを見つめ。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「つくづく拙者達を試しているでござるな」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……ま~、逆に考えれば。
試すだけで危害加えてこないなら、まだマシだろ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ひらひらと、そのメモを揺らしながら。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「うむ……」
[メイン]
佐藤 週 :
「まあそれは…」
「ただ未だに何で呼ばれたのかよく分かりませんね」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「お前らになんかあっても、その……アレだしな」
ぼそっ、と小声で言いつつ。
[メイン] ラフィー : 「……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「左様。用があらば、指し示してほしいものでござる
……む?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「市ヶ谷殿、何か申したでござるか?」
[メイン]
ラフィー :
「……?」
かくん、と有咲の方に首を傾ける。
[メイン] 佐藤 週 : 「有咲さん?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「え゛っ………」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
注目、視線の的となり、目を逸らす。
たじろぎ、一歩一歩後ずさり。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「む……!?よもや聞いてはならぬことでござったか……?」
[メイン] 佐藤 週 : 「……?」
[メイン] ラフィー : 目をぱちぱちと。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「い、いや……いい!余計言わんでくれ!恥ずかしくなる!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ぶんぶんと両手を振る。
ちょっと、こういうのって流されるんじゃないのか!アニメとかでやってたぞ!!
[メイン]
山中 鹿之助 :
「そ、そうか……むう……
七難八苦にて候……」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : あーもう!主とやら!!早く電話でも何でも鳴らしてこの雰囲気を流してくれ!!!!
[メイン]
山中 鹿之助 :
「心配りに欠けていたでござる、面目御座らん」
武士らしく、深く頭を下げお詫び。
[メイン] GM : 有咲の意を汲んでかスマホが鳴り出し、電話がかかってきた。画面には、ヴルと表示されている。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 恐らく元凶であるというのに、半ば助けを求めるようにスマホを見る。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「む………!?!?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「だ、だから余計に恥ずかしくっ……!! ……!」
りんごのように真っ赤になった顔に、冷や水がかかるように、そのチャイムは鳴り響いた。
[メイン] ラフィー : 「!」
[メイン] 佐藤 週 : 「……!」「電話!鳴ってますよ有咲さん!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……っ!」
よくやった!ヴル!
[メイン] 山中 鹿之助 : 「ゔる………ふむ、ようやくお出ましでござるか」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
週にこくりと頷き。
その電話を取るために、端末に触れる。
[メイン]
ラフィー :
「……」
電話口の様子を姿勢を低くしてうかがう。
[メイン] GM : 電話にでると、明瞭で朗々とした声が話始める。
[メイン] 山中 鹿之助 : 腰刀の柄に手を当てる。
[メイン]
ヴル :
「お集まりいただきありがとうございます。今回、皆様を招待したヴルです」
「皆様には、既に亡くなっているある男について教えていただきたい。わしは男が何に苦しんでいたのか分からない」
「男の部屋を用意いたしましたので、ご活用ください。1つの答えが決まったら再びこの部屋へ」
「報酬として、何でも好きな物をご用意します」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……」
[メイン] 佐藤 週 : 「何でも好きな物を……!?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……天より与えられし七難八苦とあらば、拙者受け入れる、が……」
[メイン] 山中 鹿之助 : ちらりと、市ヶ谷の方を向く。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
こんな状況を作り出しているというのに、厳粛な、物静かな声。
その事実に冷や汗をかきながら。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「市ヶ谷殿、いかがし申す」
[メイン] ラフィー : 「…………ご飯はあるの?」
[メイン]
ヴル :
「人間にとって探求や知識というものは、食事と同意義だと教えていただきました」
ラフィーの問いに対して
[メイン]
山中 鹿之助 :
「この要件、断るのもまた手でござる
……無論、歯向かえば何が起こるか分からぬこの状況下では
従うのが吉とも言えようが……」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助に、こくりと頷き。
[メイン] ラフィー : 「…………」
[メイン] 佐藤 週 : 「……え゛っ」
[メイン] 山中 鹿之助 : ラフィーの問いに、屁理屈で返すヴルの言葉に
[メイン] 山中 鹿之助 : こめかみの辺りに、ビキィッ、と青筋が浮き出る。
[メイン] ラフィー : 「…………。……ありさ、録音じゃないみたい。」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……じゃあー、ヴルって人?」
[メイン] 佐藤 週 : 探求や知識が食事とかちょっと何言ってるのか意味が分からなかった
[メイン]
山中 鹿之助 :
「友を愚弄するか………ふーっ……!ふーっ………!!」
今は何とか抑える鹿之助。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ラフィー、週の様子を見て。はあ、と電話の主に溜息。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ラフィ―の言葉に頷く。
録音でないから、少し聞きたい事がある。
[メイン] ヴル : 「はい、なんでしょうか?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
交渉とあらば、理知なる市ヶ谷殿に任せるが吉。
拙者の出る幕ではござらぬ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「アンタがどう思ってたかは知らないけど……
こっちは、物理的に腹の虫を空かせてるのがいるんだ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「なんでも用意するってなら、探究とかそういうんじゃない、食事と帰り道!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ビシッ、と。
見えないだろうが、電話に対して指をさして。
[メイン] 佐藤 週 : (あ…有咲さん…!)
[メイン] ラフィー : 「……!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「それがあるってんなら、参加してやる!
ねえなら契約違反だ!今から帰るぞ!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 流石は、市ヶ谷殿でござる……。
[メイン]
ヴル :
「答えを聞けたのなら帰り道は用意できます」
「そして皆様には簡単に答えを出せるはず。人助けだと思って力をお貸しください」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
食事については何もなしか。
人助けで腹は膨れないだろうが、まー。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「………腹が減っては戦は出来ぬと申すであろう
握り飯の一つや二つも出せぬと申すかァ!!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……はいはい、帰れるならそれで!
しょうがねえな、終わったら私がファミレスでも送ってやるよ」
[メイン]
ラフィー :
「……」
「…………ドリンクバー、頼んでもいい?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……すまぬ、市ヶ谷殿」
[メイン] 佐藤 週 : 「ありがたい…」
[メイン] ラフィー : かたん、と応じて用意するように席を立つ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
大飯食らいの週はどうなるかわかんねーけどなー。
これは痛い出費だぜ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「ああ、それくらいなら幾らでも頼んでいいぞ」
と、ラフィ―の頭を軽くなでつつ。
[メイン]
ラフィー :
「ん……」
心地良さそうに声を漏らす。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「じゃー……その問題を解けたら、私たちは帰れるってことみたいだし」
と、ぎい、と椅子を引いて立ち上がる。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……鹿之助も、こっちこそ悪いな……私らの都合に合わせてもらってよ」
[メイン] 山中 鹿之助 : こくりと頷き。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「……市ヶ谷殿は、誠強き女子でござる
いつの時代も、やはり女は強しと言ったところでござろうか」
[メイン] 山中 鹿之助 : 緩んだ表情を見せながら、鹿之助もまた立ち上がる。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者がこの世界に来て、初めて出会ったのが市ヶ谷殿達であって
本当に良かったと、心から思うておる」
[メイン] 佐藤 週 : 「鹿之助さん…」
[メイン] ラフィー : 「…………」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 褒められたことに、気恥ずかしさで鼻を搔きながら。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……い、いいの辛気臭い!
そーゆーのは、帰った時に取っておくもんよ」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……うむ、相承った」
[メイン] 山中 鹿之助 : フッ、と少し微笑みながら。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
気恥ずかしさを隠すようにそう強がり。
立ち上がったまま、にへらと笑う。
[メイン] ラフィー : 「……それで、ご飯の部屋って……どこ?」
[メイン] ラフィー : きょろきょろとあたりを見渡しながら。
[メイン]
ヴル :
「力を貸していただけるのですね」
「それではよろしくお願いします」
[メイン] GM : そういって電話が切れると、1枚の扉が壁に現れていた。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……先陣は拙者が参る」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「尼子家に忠義を誓いし身なれど、今はお主らのために
義を果たす男でありたいで候」
[メイン] 佐藤 週 : 「そういうことなら…お願いします!」
[メイン] ラフィー : 「……お願い。……でも、無理しないで。」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……ん……ああ、お願いするよ」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「フッ、拙者は七難八苦を求めど、自死は求めておらぬ
……だが、その心配り、誠感謝致す」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
鹿之助は武士であり、彼が先陣を切ってくれるというのであれば、心強い。
それに、自らの恐怖心もまだかすかに心の底で渦巻いていたこともある。
[メイン]
山中 鹿之助 :
3人へ頭を下げながら。
現れた扉の方へ歩き、そして開く。
[メイン] ラフィー : 椅子を机の下に戻しながら、少し考えて使っていない本と鍵を手に取る。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 頷き、鹿之助の姿を見つめる。
[メイン] GM : 扉を開くと、その先は本が床に散らかり、埃をかぶっている。本棚や机があり、書斎のようだ。
[メイン] 山中 鹿之助 : 辺りを見渡しながら、外敵が存在しないことを確認し。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「─────うむ、問題ござらぬようだ
時間を掛けてしもうてすまぬ、市ヶ谷殿、らふぃー殿、佐藤殿
ここからは……"くいず"、でござろう?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 恐る恐る、ひょっこりと鹿之助の後ろから頭を覗かせる。
[メイン]
佐藤 週 :
「そうですね、正直あんまり得意じゃないですけど…」
[メイン] 佐藤 週 : 「ここは…書斎ですかね?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「どうやら……本当にそうらしいな
つっても、本だらけの場所だな……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
怯えの念を抱く市ヶ谷を察してか否か
臆するような表情を一切見せず、一匹の武士としての顔で
安心させるように頷き。
[メイン] ラフィー : 「……うん。鹿之助、飲み込み、早い。」
[メイン]
山中 鹿之助 :
らふぃーの言葉に、瞬きをし、少し照れるように笑い。
切り替えるように、辺りにある本へ視線を移す。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
けほけほ、と埃で咳き込みながら。
安心感の表れのように、中へと入っていく。
[メイン] GM : 鹿之助は<図書館>を振れますね
[メイン] 山中 鹿之助 : CCB<=95 判定【図書館】 (1D100<=95) > 35 > 成功
[メイン] GM : 鹿之助は沢山の本の中に、1冊だけ恋愛小説を見つける。
[メイン] 山中 鹿之助 : なすの殿、他の本はどういったものでござろうか
[メイン] GM : なんでもいいですよ
[メイン]
山中 鹿之助 :
いやなんでござろうか
一冊ある恋愛小説だけ異様に目立っておるということであろうから
他にある本がどういったものなのか知りたかっただけでござる
[メイン] GM : そっちは本棚を見れば分かる情報ですが…ついでに出しておきましょうか
[メイン] 山中 鹿之助 : かたじけない…
[メイン] GM : 他には科学や生物学、医学などの難しそうな本が散らばっていますね
[メイン]
山中 鹿之助 :
「………ふむ……南蛮文化の、難しい本が多くあるで候……
拙者では、うぅむ……理解は、遠く及ばぬ……
この部屋の主は、相当な知の持ち主であったのでござろうか……」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「………む」
[メイン] 山中 鹿之助 : ふと、学問関連の書物の中に、異様な本を見つける。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「これは……?恋愛……?……ふぅむ、ふぅむ……?
……何か気になるでござるな……」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「ただ……拙者は、こういったものに疎いでござるからな……」
[メイン] 山中 鹿之助 : 恋愛小説を手にしたまま、3人の方へ振り向き。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「もし……市ヶ谷殿、こういったものを見つけたのでござるが……
拙者よりも、おそらくは市ヶ谷殿の方が詳しい……はずで候」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「少しばかり、目を通してもらっても良いでござろうか?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ん……?ああ、そのくらいなんてことな……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
手渡されたのは、異様にピンク色な表紙。
二人のシルエットが向かい合う様は、まさしく恋愛小説としている。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ハズい……!と内心思いながら、顔を赤くしながらも。
小説ごときで、という羞恥心が素顔に出ず。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……お、おう……!ま、まかせな……」
[メイン] 山中 鹿之助 : そんな様子の市ヶ谷に、不思議そうに瞬きをする。
[メイン]
佐藤 週 :
「何何?どうしたんですか?」
顔をのぞかせる
[メイン] 山中 鹿之助 : 「よもや、体調でも悪いでござるか……?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
拙いながらも受け取り、ぱらぱらとめくる。
あんま集中できない。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「い、いや違うから!どっか悪いわけじゃ……こっち見んなーーー!!!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「むっ……!?やはり市ヶ谷殿、顔が真っ赤でござる!!」
[メイン] GM : 有咲が小説をめくると、手紙が一通挟まっていた。
[メイン] ラフィー : 枕にちょうど良さそうな本を探してとてとてと歩き回っている。
[メイン] 佐藤 週 : 「……?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ぺしぺし、と週の頭を軽めに叩く。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「か、顔赤いのはあ、熱いからだ!あーなんでこんな暑いんだろうなー
────ん……?」
[メイン] 佐藤 週 : 「わたっ、ちょっ、何で…」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
へったくそな口笛を吹いていると、手紙が目に付き。
訝しげに拾い上げ、中身を拝見する。
[メイン]
GM :
宛名が書かれておらず、封蝋がされている。
「この手紙は誰に送るでもなく、私の罪を吐き出すために筆を取りました。
私は恋をしてしまった。
初めて出会った君は、微笑みながらジェームズの隣に立っていた。
いつの間にか恋に落ちていて、既に手遅れだった。
夕日に照らされた君はあまりに綺麗で、「君は誰?」と聞ける間柄だったならどんなによかっただろうか。
君の薬指で光る指輪を見る度、太陽と一緒に夜に吸い込まれればいいのにと願っていた。
いつまでも君の幸せを願います」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……ん……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
手紙を見通して、感じたこと。
……未練と、寂寥だ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
筆跡から漂うのは、諦めきれない感情の塊。
そう、彼は恋をしてしまったのだろう────既婚者、傍に立つ人がもう存在する人に。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「─────市ヶ谷殿、いかがでござろうか」
[メイン]
佐藤 週 :
「おや?その手紙は?」
さっきとは違う手紙に関心を寄せる
[メイン] 山中 鹿之助 : 「男の"苦しみ"の手掛かりに、少しでもなれば幸いでござるが……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
それでも感情を整理できなかった。
それ故に────”罪”としてしたためた、これが恐らく……。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助の言葉に、こくりと頷き。
[メイン]
ラフィー :
「……?」
机の上にようやく気に入った本をすとん、と置いたところで市ヶ谷を振り返る。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「!! それは、誠か!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ああ、ヒントどころか答えが書いてあったよ」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「む……そう、なのでござるか……?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 改めて、辺りの本を見渡す。
[メイン]
佐藤 週 :
「えっ?もう答えまでですか?」
呆気にとられたように
[メイン]
山中 鹿之助 :
「……うぅむ、この男は─────おそらくは英才な男なのであろう
拙者がこの世界に生命を賜った者ではない故、明確なことは存ぜぬが……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
週とラフィーに見せるように。
手紙を持ち直し。
[メイン] ラフィー : 「……こたえ?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「あー……なるほど、ね」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「才高き男故の悩み……"苦しみ"
それは一体……?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助の言葉に、何かに気づいたかのように頷く。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ん~~~……答えは食卓についてから……ってことでどーよ?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
正直、”苦しみ”と言われるほどの事柄に興味がなかったわけではない。
ヴルという男のように、知ってみたかった好奇心は、あった。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む……!隠すつもりでござるか……!?
も、勿体ぶるとは……くぅ、市ヶ谷殿には敵わぬ……」
[メイン]
佐藤 週 :
「まあそれでもかまいませんが…」
「大丈夫ですか?もっとよく調べた方が…」
周りをキョロキョロ見渡す
[メイン] 山中 鹿之助 : 「! ではその前に一つ! ……らふぃー殿が少し眠た気でござる」
[メイン]
ラフィー :
「…………」
その様子に少し訝しそうにして
[メイン] GM : 週が見回すと、部屋の隅の本や書類が他の床より散らかっており、ペンも転がっていることがわかる。
[メイン] ラフィー : 「…………ううん。……ええと、ありさ。……ヴルとかいうのが、そのくらいでラフィーたち、呼ぶかな……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「ここに並んである本に、何からふぃー殿の眠気を何とかいたす方法があれば
良いのだが……」
[メイン] ラフィー : 「…………それに、これも……まだ、わかってない」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 週とラフィーの言葉に、ん、と頷き。
[メイン] 山中 鹿之助 : 本棚の方を見て、他に何か手掛かりが無いか見渡す。
[メイン] ラフィー : 手に持った鍵と本を少し掲げてみせ。
[メイン] GM : 本棚には<目星>を振れますね
[メイン] 佐藤 週 : 部屋の隅の本の所を探す
[メイン] 山中 鹿之助 : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 77 > 成功
[メイン] GM : 週は血が付着した紙が目がつく。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「まだ探偵ぶるには早かったか
……おっけ、そーだな」
と、言いながら、週へと目を向ける。
[メイン] ラフィー : 机の上を少し整理しながら、本を積むスペースを作る。
[メイン] GM : 鹿之助は「key」と書かれた本に目が止まる。
[メイン]
佐藤 週 :
「……血!?」
恐る恐る紙を取る
[メイン] 山中 鹿之助 : 「?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「??????」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「読めぬ」
[メイン]
GM :
紙には殴り書きされた文字が書かれている。
「私の発明を何故誰も分からない。愚かな人間達ばかりだから世界が腐敗していくんだ」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「市ヶ谷殿、市ヶ谷殿、救援要望でござる」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……はいはい!?」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
見れば"key"。
あー、そういうね。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
鹿之助の救援に頷き、手に取った本をめくる。
Key────鍵の意味を持つソレを。
[メイン] GM : 本の中はくり抜かれ、その中に小さな鍵②があった。
[メイン] 山中 鹿之助 : 誠不思議な、珍妙な文字でござった。
[メイン] 山中 鹿之助 : やはり妖の類か……?
[メイン] 山中 鹿之助 : 「むっ!市ヶ谷殿、その金属片は、よもや……」
[メイン] 山中 鹿之助 : ラフィーの持つ、鍵のかかった男の本を見て。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「噂をすればって奴か?鍵がもう一個出てきたな
もしかすれば────」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助にこくりと頷き、ラフィーの本を見る。
[メイン] ラフィー : さすがに金属片、と言う言葉にぴくりと反応して。
[メイン] ラフィー : 応じるようにそのままの姿勢で軽く手を掲げ、それを受け取る体制をつくる。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ラフィーの小さな手に向けて、ぽいっと鍵を投げる。
[メイン] ラフィー : ………………ぱしり。
[メイン] ラフィー : 頷きを二人に送ってから、本にかかった鍵に差し込もうとする。
[メイン] 山中 鹿之助 : 頷き返す。
[メイン] GM : 鍵が合いそうですね
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : にこり、と軽く笑いかけて。
[メイン] ラフィー : ……開けてみるよ。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「鬼が出るか、蛇が出るか……」
[メイン]
GM :
本は手記のようでこう書かれていました。
「━━━━━━━━━━━━━━━
私は私が分からない。
君を考えるほど鼓動が速くなる。
私の手は赤く染まるが、私のツツジを赤く染める時は来ないだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━」
[メイン] 佐藤 週 : 鍵の音を聞いて振り返る
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……らふぃー殿、いかがでござろうか」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……どう?その本、読めそうな内容?」
[メイン]
ラフィー :
「………………」
少し考える素振りを見せたのち。
[メイン] ラフィー : 「うん。……ありさの得意なの」
[メイン] ラフィー : ぴょん、と椅子から降り……先ほどと同じ、皆から見えるようにページを開く。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……成程、市ヶ谷殿の……つまりは」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「"恋"」
[メイン] 佐藤 週 : 「……恋!?」
[メイン] 佐藤 週 : (そうだったんだ…)
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……私が得意なの?はんはん……」
屈み、ラフィーの姿勢に合わせて本を読む。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……はっ、はい!?い、いやいやいや!?
なんで私が得意みたいになってるんだよ!?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む……?違うと申されるか……?
拙者は、市ヶ谷殿はそういった事柄に対し、広く知見を有していると
思っておったでござるが……」
[メイン] ラフィー : 「ちがうの?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 間違っておったか……と、頭を掻きながら。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ぶんぶん、と顔を赤くしたまま手を振る。
[メイン] 佐藤 週 : 「…どうなんですか!?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「うっ……」
[メイン] 山中 鹿之助 : 無骨な表情で、じっと見つめる。
[メイン] ラフィー : じぃ。
[メイン] 佐藤 週 : ジーッ
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
有咲に、恋愛経験なぞない。
中高引きこもりであった人間にそんなチャンスは訪れない。
恋────なんて、彼女にとっては鹿之助が現代に表れるレベルで絵空事だ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : だが────彼女のプライドは。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ま……まあ……く、詳しくもなくもないけど……」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「!」
[メイン] 佐藤 週 : 「……!!」
[メイン] ラフィー : 「!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「なんと……!やはり市ヶ谷殿は、才色兼備でござるな……!!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ツインテールの片方をくるくると指で回し。
だらだらと冷や汗が背中からあふれるのがわかる。
[メイン]
山中 鹿之助 :
真っ直ぐな尊敬の眼差しを送る。
送りに送りまくる。
[メイン] 佐藤 週 : 「ほへ~……やっぱ有咲さんは凄いな~」
[メイン] ラフィー : 「…………ありさ、すごい。経験豊富。」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「あ、あはは~~……うん、そうだよ~……」
目をあちらこちらに目配せしつつ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「あ、あっそうだ!週!さっきヘンな紙見つけてなかった!?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「とあらば、市ヶ谷殿
その紙の内容は、どうでござる?
男の"苦しみ"、分かるでござ………む?」
[メイン] 山中 鹿之助 : 佐藤の方をちらりと見て。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「むっ!?さ、佐藤殿!?指を切ったでござるか!?」
[メイン]
佐藤 週 :
「あっ、これですか」
「よく分かんないこと書いてましたね…あと血がついてて気味悪いですこれ」
[メイン] 山中 鹿之助 : 血に塗られた紙を見て、ぎょっとする。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助のその質問には汗をかきつつも────頷き。
[メイン] 佐藤 週 : 「あっ、私の怪我じゃないですよ!」
[メイン]
ラフィー :
「血……」
ぶわり、と垂れた髪が軽く揺れる。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「む……!そ、そうであったか、早とちりであった……
面目ござらぬ……で、では、その紙には一体なんと……?」
[メイン] 佐藤 週 : 「私の発明を何故誰も分からない。愚かな人間達ばかりだから世界が腐敗していくんだ」
[メイン] 佐藤 週 : 「……と、」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「うぉっ……!?っとと……どれどれ……?」
ラフィーの気迫が一瞬圧を伴ったのを感じながら、言葉を聞く。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「ふむ……発明、と来たでござるか
一体どのような発明をしてきたのでござろうな、この男は……」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「残る手掛かりは……」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「はぁん。誰にも理解されなかったってわけか」
[メイン] 山中 鹿之助 : ちらりと、机の方を見て。
[メイン] 佐藤 週 : 「何でしょうね…感情を持ったロボットとか?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 何かを思うように頬に手を付きながらも、机に目を見やる。
[メイン] ラフィー : 「……すぅ」
[メイン]
GM :
引き出しがついた机だ。
机の上には乱雑に書類が置かれている。
[メイン] ラフィー : さも一仕事終えたように机に突っ伏して休んでいる。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「む……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「……疲れは、知らぬ内に溜まっていくものでござる
休める時に休むのもまた、大事なことであろう」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「おっと……ま、疲れるのも当たり前か」
ふっ、と笑い。
[メイン] 佐藤 週 : 「そうですね…」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「らふぃー殿、拙者で良ければ負ぶるでござる」
背中を見せ、しゃがむ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ラフィーは事実腹ペコのまま、ここまで来たのだ。
週もそうだが、疲れがたまっても仕方ないだろう。
[メイン]
ラフィー :
「ん……」
それに気付いて上体を起こしたはずみで、書類の一枚が舞う。
[メイン]
GM :
文字や図で実験についてまとめられているが、難しすぎて常人には理解し難い。
<化学>を振れますね
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 舞った書類を、ぱしり。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : CCB<=99 秀才 (1D100<=99) > 58 > 成功
[メイン] GM : 全てを理解することは難しいが、これを書いた人は素晴らしい科学者だと感じる。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……はんはん……」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 読み取れたのは高校の知識程度ではあるものの、知らない性質が詰め込まれている。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : つまりはまあ、私が理解できない位頭がいいんだろう。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「わからないがわかった」
[メイン] 山中 鹿之助 : ラフィーを優しく負んぶした状態で立ち上がり、市ヶ谷の方を向き。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「む……!あの市ヶ谷殿でも分からぬことがあると申すか……!!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……ただ、まー、ここにある小難しい本からも分かる通り、科学者らしいね」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「成程……かがくしゃ………つまりは、妖術師というわけでござるか」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「腕を上げれば上げる程、人の理解からは程遠くなってゆく」
[メイン]
ラフィー :
「…………」
寝ぼけ眼でそれを見るも、自身にも理解できないのをすぐに悟り入眠に戻る。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ああ?……あー……まあ、そんなもんかな……?」
[メイン]
佐藤 週 :
「あ~…確かに言われてみればそうかも」
妖術師の例えに納得する
[メイン] GM : 書類が舞い上がったことで、レポートの束の中に、手紙を見つける。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「やがては、愛を求むにも、誰一人傍におらぬ
……才多き者の運命とは、かくも悲しきものよ」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
理解、か。
妖術師と科学者も、根本は同じなのかもな。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「………む、市ヶ谷殿、その手紙は……?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ん……?あ、ちょっと失礼するぞ」
[メイン] ラフィー : 「……ん」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ラフィーが枕にしているレポートの束から、それを抜き取り。
中身を拝見する。
[メイン]
GM :
封蝋は割られ、乱雑に扱われたせいか折れている。宛名はインクが擦れ読めない。
「君の妄想にはもううんざりだ。
私達はもう付き合いきれない。
学会には出入り禁止にさせていただく。
ドリノ」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……鹿之助の言ってる通りだったな
もっとも、こいつはさらに”理解”から外れられたようだが」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : と、その手紙の内容を全員に伝え。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「さもありなん、でござるか……」
[メイン] 佐藤 週 : 「ふむぅ…」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「……では改めて、市ヶ谷殿、そして佐藤殿に問うでござる」
[メイン] ラフィー : 「…………」
[メイン] 山中 鹿之助 : ラフィーは今、眠っているため、起こさぬようにし。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : こく、と頷き……鹿之助に目をやる。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「この、人の"理解"から遠き男が抱く"苦しみ"」
[メイン] ラフィー : だらん、と背中から垂れた姿勢で引き出しを見る。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「皆の衆は、分かったでござるか?」
[メイン] 佐藤 週 : 「………」
[メイン] 佐藤 週 : 「いや…全然分からないです…」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……まあ、私も全部わかるわけじゃないね」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : だけど、と鹿之助に目をやり。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「ただ、推測でしかないけど……
一応は、答えは出せるかな」
[メイン] 佐藤 週 : 「……!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「………なれば、拙者はそれを信じる」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者は、何も分からぬ
所詮は、戦場にしか生きることのできぬ男、それが……拙者である」
[メイン]
佐藤 週 :
「私からも…お願いします!」
「こういうのてんでダメダメで私…」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「故に、拙者にできぬことは、できる者に託したい
無論、それは誰にでも託すというわけではござらん」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「─────拙者がこの世界に来て、我が身を託しても良い、と
忠を尽くしても良いと感じた者にしか、拙者は委ねぬ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「…………鹿之助……週……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者は、市ヶ谷殿のことを友と思っておる
故に、この答えは……信じる、市ヶ谷殿のことを信じる」
[メイン]
ラフィー :
「…………」
背中から伝わる鹿之助の言葉が、小気味よく身体に響く。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……ああ、私たちは……仲間だからな
……こんな私に任せてくれたことは、まあ……ありがと」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 頬をぽりぽり、とかいて。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
鹿之助の武士の志。
週の友としての頼み。ラフィーの気ままな信頼。
これらを心にしっかりと刻み込み。
不安な、憶病な心が三人によって支えられた心地がして。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「んじゃあ、さっさと答えてきましょうか────っと」
[メイン] 佐藤 週 : 「…はい!行きましょう!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「御意ッ!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
そのまま、出ようとする……前に。
ふと、引き出しが目に入る。
[メイン] GM : 引き出しには鍵がかかっているようだ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
……最後のチェック。
起こしちゃまずいから……よっと。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ラフィーから一つ目の鍵を借りて、その鍵穴に入れようと。
[メイン] ラフィー : 「……お願いね。」
[メイン]
GM :
鍵は合いますね
引き出しを開けると、中には封筒が入っていた。
[メイン] ラフィー : ……ともすれば寝言のように、そう想いを託す。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ラフィーの想いにこくり。
封筒へと手を伸ばし、中へと見てみる。
[メイン]
GM :
表紙には「デウス医院」と書かれている。
封筒の中には「入院について」と書かれた書類やメモのようなもの、手紙が入っている。
[メイン]
GM :
■入院について
入院に関する注意事項などが書かれている。
[メイン]
GM :
■メモ
よく見ると、カルテをちぎったものだ。
「病名:労咳
症状:全身倦怠感、食欲不振、体重減少、長期の微熱、咳による吐血
患者は重症であり、早期の入院が必要」
[メイン]
GM :
■手紙
「あまり気に病まないで欲しい。入院すればもっとよく調べることが出来る。
君の力になりたいんだ。
ジェームズ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「…………」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
吐血に、血まみれだった手紙……か。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
この男には、理解者はいた。
けれど……そいつが”苦しみ”を生み出してたなんてな。
……なんとも居たたまれない、話だ。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
きゅっと唇を固く締めて。
丁寧にそのカルテとメモを畳んで、元の場所に戻す。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : そうして、そのまま扉へと手をかけて────。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「んん~~……こっちこっちは相変わらずだな」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
広々とした白い部屋に出ることができた。
狭い思いをした体を伸ばすために、ぐぐっ、と伸びをする。
[メイン] GM : 広間に戻るとスマホが鳴り出す。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「っと」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 数回コールを鳴らした後、スマホを手に取る。
[メイン] GM : 電話に出ると再び明瞭で朗々とした声が話始める。
[メイン] ヴル : 「男の苦しみは分かりましたか?皆様が見つけた男の苦しみ、1つの答えを教えてください」
[メイン] 山中 鹿之助 : ちらりと市ヶ谷の方を見て。
[メイン] 山中 鹿之助 : 言葉は紡がなくとも、信頼の眼差しを送る。
[メイン] 佐藤 週 : 目線を有咲に向け託す
[メイン] 山中 鹿之助 : 武士として、そして一人の友として。
[メイン] ラフィー : すぅ、すぅ……と寝息を立てる。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 二人の目線、そして寝息にこくり、と頷き。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ああ、そいつの苦しみ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : すう、と息を吐き。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……男は、とある人に自分を理解してほしかった」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「けれど、その相手はもう自分を見ていなかった
なぜならば、その人には隣に立つ人がいたから」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「この理解してほしい気持ちは、”恋”といって
……自分を見られなかったことを、”恋が破れた”という」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「男はたそがれ、悩みに悩んだ
これが────男の”苦しみ”だ」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
恋愛物の漫画やアニメ程度しか嗜んだことのない、有咲。
恋という気持ちにそう敏いわけでもなく、むしろその逆。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
けれど────理解者を求めるその気持ちは。
誰かを求める気持ちだけは、彼女自身も感じた事だったのだろう。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
他人事、とも思えず。
きゅっと唇を固くして。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 白のツツジの花言葉は、”初恋”。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : それが赤く染まれば、”恋の喜び”となる。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
けれど、彼は”恋の喜び”を知ることなく。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
悲しき思い出
真っ赤な 彼岸花 で終わってしまった。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……こんな所だけど、納得してもらえた?」
[メイン]
ヴル :
「………」
しばしの沈黙のあと
[メイン] ヴル : 「なるほど。皆様の答えは叶わぬ恋ということですね」
[メイン] ヴル : 「とても興味深い。恋というものは、いくら調べても理解することができませんし、理解できる日は来ないでしょう」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「まーな、なにせ……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「あんたには理解者がいなそうだからな」
へっ、とここまで連れてこられたことに関する嫌味を零す。
[メイン] ヴル : 「理解者、ですか」
[メイン] ヴル : 「…何はともあれ、疑問に答えていただきありがとうございました」
[メイン] ヴル : 「では、また機会があればお会いしましょう」
[メイン] 佐藤 週 : 「……あっそういえば願い事!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「”食事”があったら、また来てやるよ」
[メイン] ラフィー : 「……」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
あ。
有咲が零した声は、端末の電源オフと同時だった。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……まぁ、まー……うん」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ちなみに、二人の願い事は?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 腕組みしつつも、ちらっと二人に目をやり。
[メイン] 佐藤 週 : 「私ですか?私はあれですよ」
[メイン] 佐藤 週 : 「5000兆円欲しいいいいいいいいい!!!!!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「はっはっは!佐藤殿は相変わらずでござるな」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「無理だ……それは私の力の範疇を越えている
相変わらずだな、週は……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者は、そうでござるな……
やはり拙者は、"七難八苦"を望むでござる」
[メイン] 佐藤 週 : 「七難八苦…?わざわざ願い事に苦を望むんですか…?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ははぁ、と溜め息ならぬ、安堵の息を零して。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「左様」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「困難の先にこそ、輝く栄光は待つものでござる」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「栄光のみを欲しても、それだけでは価値が無い
拙者はそう思っているでござる」
[メイン] 佐藤 週 : 「なるほど…?そういうものですかね」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「拙者は、この世界でも我が主、尼子家の再興を願い続けるでござる」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「ゆえに、七難八苦を望むでござる」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「さて─────」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「─────市ヶ谷殿の願い、聞いておらぬな?」
[メイン] 佐藤 週 : 「あっそういえば」
[メイン] 山中 鹿之助 : にやりとした表情で市ヶ谷の方を見る。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
手に頬を添えながら、納得したように。
辛くとも栄光のためであれば、掴もうと奮闘できる────それが武士。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 等と考えていれば、ハッと顔を上げて。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……私ぃ?
まあ、私はあんま何か欲しいってわけじゃないからね」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
とたとた、白い空間を歩き。
寝たままのラフィーの頭を、何度か撫でて。
[メイン] ラフィー : ぴくん。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「私は……友達といる今の時間が、結構満足してるんだよ」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「だけどまー、強いて言うなら────」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「────曲が完成しますように、とか?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : にやり、と笑い返して。
[メイン] 山中 鹿之助 : フッ、と微笑む。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
まだ完成していていない、友に送るための曲。
それはきっと私からの、仲間の証となるだろう。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……あーなんか、今の青春っぽくてハズいな……」
ぼそりと零し、顔を赤くしながらも。
[メイン] 佐藤 週 : 「そうですか?とっても素敵だと思いますよ!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「う~……そういうもんかな…… ……ありがと」
はぁ、全く……週にはかなわない。毎度底抜けに明るいんだから。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「今あるものを大事にする、それは易いようで至難に近きこと
だが、それを実現し得る力を市ヶ谷殿
お主は持っていると、拙者は思っているでござる」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者は戦に生きる者、そして市ヶ谷殿は泰平の世に生きる者
互いに違って当然でござる」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「しかして、音色は違えど……
我らは、不協和音では非ず、そうではござらぬであろうか?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……! はは、一本取られたね」
[メイン] 佐藤 週 : 「……!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : こくり、と頷き。
[メイン] ラフィー : それに同意するように、こくりこくり首を揺らす。
[メイン] 佐藤 週 : 同じく、頷く
[メイン] 山中 鹿之助 : 我らに共通点を見出すこと自体が愚かなことなのだ。
[メイン] 山中 鹿之助 : 違うからこそ、我らは我らの色が重なり、そして音を奏でる。
[メイン]
山中 鹿之助 :
故に─────各々の"音"が遺憾無く出すことができるならば
もう楽曲は、点睛となる。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「らふぃー殿の体温が熱くなっているでござる
眠気も限界に近いということでござろう
さぁ、市ヶ谷殿─────帰ろう」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「ああ!
これ以上腹を空かせないためにも、だな」
[メイン] 佐藤 週 : 「そうですね、帰りましよう!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ちらりと、腹の虫の居所が悪かった二人を目にしつつ。
ニヤリと笑い、頷く。
[メイン]
ラフィー :
「…………。」
……他の三人から見えないように、うっすらと目を開く。
[メイン]
ラフィー :
……言いそびれた願いをこぼす必要はなかった。
クイズに自信を持って答えるほどの勇気も、人生観を語る経験も、今のラフィーは持ち合わせていなかったが。
[メイン]
ラフィー :
──ずっと一緒にいたい、ラフィーの心からの友達。
そんな"誰そ彼"の答えは、もう決まってるから。
[メイン] GM : 電話を切り、しばらくすると、徐々に瞼が重くなり、探索者は眠りに落ちて行く。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
目を覚ますと、いつの間にか自室に寝ていた。
自分で帰ってきたのか、夢だったのかは分からない。電話越しに話していた男は、誰だったのかも分からない。
[メイン] GM : ただ、枕元に小瓶が置かれていた。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 後日。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ちょうど夕方頃、私たち仲間は集まった。
約束を果たすために─────空腹を満たす場、ファミレスへと。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
全員席についたその前には、各々のドリンクが置かれている。
疲れを取る、打ち上げの場には準備万端だ。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : もしかすると、腹ぺこな誰かが既に注文した料理は届いているかも知らない。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「─────というわけで、お疲れ様!」
[メイン] 佐藤 週 : 「お疲れ様で~す!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : グラスを掲げ、他の人のものとかちんと合わせるために。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「うむ!無事に帰還することができたでござるな!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助にこくりと頷く。
[メイン]
ラフィー :
「……おつかれさま。」
かちん、とグラスを響かせ、別に持っていた瓶からコーラの補給に戻る。
[メイン] 佐藤 週 : 「一時はどうなるかと思いましたね~」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「まあね~……
疲れを癒すための席でもあるし、じゃんじゃん飲め飲め」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ぐびっ!と飲みながら。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「もっとも、もう一つ集まってもらった意味はあるんだけどな」
[メイン] 佐藤 週 : 「は~い!今日は食べまくりますよ~!」
[メイン] 佐藤 週 : 「?」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「かたじけない……恩に着るでござる」
現世に来たばかりということもあり、銭は無論無い
そのため、キンキンに冷えた氷水を飲むのも久々で。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ぷはー、と息を零した後。
ニヤ、と笑い。
[メイン]
ラフィー :
「……?」
ぷは、と瓶から口を離し、市ヶ谷をじっと見つめる。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「ふむ……もう一つでござるか……?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : いかにも言いたそうに、左右に揺れて。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「ああ、それはだな────」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ドン。
テーブルの上に、スピーカーとCDロムを取り出す。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
有咲がとった場所は個室。そのため、多少音楽を流したとしても迷惑にはならない。
……多分。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「完成したんで、お前らに聞かせたいと思ってな
お披露目の意味もあったんだよ」
[メイン] 佐藤 週 : 「!」「とうとう完成したんですか!」
[メイン] 山中 鹿之助 : 「なっ……!?こ、これが……ふむ、成程……」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「……相承ったでござる!
市ヶ谷殿の作った楽曲、是非とも聞き願いたいで候!」
[メイン] ラフィー : 「……!」
[メイン] 佐藤 週 : 「私も聞きたいです!」
[メイン] ラフィー : すす、と頭を乗り出す。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : へへ、と鼻を擦る。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
友に送る曲。しかし────今までにないくらい、自分の情熱を打ち込むことが出来た。
それはきっと、週、ラフィー、鹿之助と会えたから、自らの熱が高まった。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 「……ん、あと……言えてなかったけど、その」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「……ありがとね、あの時はみんな……色々助けてくれて」
と、小さく零した後。
[メイン] 山中 鹿之助 : 「礼を言うのはこちらの方でござるよ、市ヶ谷殿」
[メイン] 佐藤 週 : 「……何言ってるんですか、助けてもらったのはこっちの方ですよ」
[メイン] 山中 鹿之助 : 微笑みながら、優しい口調でそう告げる。
[メイン]
ラフィー :
二人の言葉に頷きつつ。
「……ありさががんばってくれたから、ラフィーたち、ここにいる。」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「拙者は結局、あの男の苦しみが分からなかった
それも当然であった、拙者は……あの男が生きていた時代とは違う
世界で生きてきた、故に、恋に苦しむといった気持ちも
拙者には、あまり馴染み無きものでござった」
[メイン] 佐藤 週 : 「私は問題の意図がいまいちよく分かってなかったですね…」
[メイン]
山中 鹿之助 :
「これは、かの男の苦しみに寄り添うことができた市ヶ谷殿の御手柄でござる
だからこそ、拙者は市ヶ谷殿には多大なる恩義ができたでござる」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
……感謝したつもりだったのに、感謝され返されちゃった。
みんなには全く、適わないなー……
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
……ダメだ……めっちゃ、ハズイ……
……嬉しいな、もう……!
[メイン] 山中 鹿之助 : 「むっ!!!!」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 気恥ずかしさに、思わず顔を赤くしたまま、笑ってしまい。
[メイン]
山中 鹿之助 :
「市ヶ谷殿!顔が赤くなっているでござる!!
一大事でござる!!!病でござるか!?!?」
[メイン] 山中 鹿之助 : ファミレスにいながら、声を荒げる武士。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
「っ、あーもう!いーーーんだよ!!!
気にすんな!!!!」
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ファミレスにいながらも声を荒げる。
そして、鹿之助の声をかき消すために。
[メイン] 佐藤 週 : 「おぉう!?」有咲の気迫に気圧される
[メイン]
ラフィー :
「!」
頭の上につけた耳が察知するように、ぴくり。
[メイン] 山中 鹿之助 : ぶおおぉぉ~~~~!!
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : CDロムを入れて、ボタンを押す。
[メイン] 佐藤 週 : 「!?」
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 曲の名前は、「たそかれ」。
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
誰そ彼、薄暗い夕暮れで相手の姿が見えないことを言う。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : けれど、黄昏のように輝く友だちは、例え暗くとも見える。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 有咲のキーボード、鹿之助の法螺貝、週の声、ラフィーの寝声。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 混ざり合ったカルテットは、ファミレスを一層、騒々しくしていくのだった────
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] 市ヶ谷 有咲 :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
シャンクトゥルフ
「たそかれ」
True END 叶わぬ恋
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 宴ですわ~!!!
[メイン] 佐藤 週 : 宴だァ~~~!!
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 宴だぁ~~~~~~~~!!!
[メイン] 山中 鹿之助 : 宴でござる~~~~~~~~~~~~~!!!
[メイン] ラフィー : 宴だ………………!!(カシュッ)
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 三時前か……
[メイン] GM : これでも早い方なんですよね
[メイン] 山中 鹿之助 : 頭おかしくなり申す
[メイン] 佐藤 週 : それはそう
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : シナリオ想定時間を基準にしたら……(意味深に無言)
[メイン] 佐藤 週 : あっ、後一つ思いついたから今から別タブ作ってやっていい?
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : !
[メイン] GM : いいですよ
[メイン] ラフィー : !
[メイン] 佐藤 週 : うわあり!
[メイン] 山中 鹿之助 : !
[メイン] GM : あっ報酬忘れてた
[メイン]
GM :
【クリア報酬】
1つの答えを出した→SAN値1回復
END5に進んだ→SAN値1d2回復
枕元の小瓶:好きな幻覚を1度だけ見ることができます。
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 鹿之助……の継続?
[メイン] 山中 鹿之助 : 1d2 (1D2) > 2
[メイン] system : [ 山中 鹿之助 ] SAN : 87 → 89
[メイン] 山中 鹿之助 : 無念、収支まいなすでござる
[メイン] GM : このシナリオ無駄にSANc多かったですね
[メイン] 山中 鹿之助 : なにゆえ…
[メイン] GM : なんででしょう?
[メイン] ラフィー : ……そんなにあった?
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : なんか些細なことでも1d3だったような
[メイン] GM : 2時間くらいで終わるシナリオにしては多かったかなーと
[メイン] GM : 体感ですけどね
[メイン] ラフィー : ラフィー、2回くらいしか振ってないような……
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 実際どんくらいだったっけ
[メイン]
GM :
電話に出ないと勝手に電話からヴルの声が聞こえてきてSANcはやらなかったですけど
全部で5回ですね
[メイン] 山中 鹿之助 : 大分多くござらぬか???
[メイン]
GM :
ヴルのこと知らない
白い部屋
部屋全体目星
壁にめり込むウェイター
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : いや結構多いな?
[メイン] GM : 全部失敗して最大で10減りますね
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : (壁にめり込むウェイターの書き方でゲームのバグみたいだな……と思ってしまった)
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 2時間シナリオの姿か……これが
[メイン]
GM :
短時間だといい雰囲気のシナリオが少ないんですよね…
茶番系のシナリオなら結構ありそうですけど
[メイン]
山中 鹿之助 :
減る値に対し報酬が少なすぎるでござる
天誅でござる
[メイン]
ラフィー :
あんまり少なすぎてもなんだしこのくらいじゃない……?くらいに思ってた……
まあ……5時間やってたからかもしれないけど……
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : それはそう
[メイン]
GM :
因みにこの前やったスパイスのシナリオと同じ制作者ですね
この制作者こういうの好きですね
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : RPないと丁度いいのかもな
[メイン] GM : RPないなら一瞬で終わりますよ
[メイン] ラフィー : ん……海のやつ……?
[メイン]
GM :
そうですね
海のやつ
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : そりゃそうかRPないと多いと感じるか……
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : へ~そんなのがあったのか
[メイン]
ラフィー :
なるほど……そういうのか……
確かに……
[メイン] 山中 鹿之助 : 拙者思い当たらぬから多分やってござらぬ
[メイン]
GM :
なんかあのシナリオはたらい回しにされて笑っちゃいましたね
急にそういうのやる私が悪いんですけど
[メイン] ラフィー : …………(^^)
[メイン] GM : (^^)
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 何があったんだ…!?
[メイン] 山中 鹿之助 : こわい
[メイン]
ラフィー :
……うん……いろいろ
……でも……この卓の感じだと自分から行く人も多そう……
[メイン]
GM :
気持ちはわかりますよ
私も自分からは無理ですし
[メイン] GM : じゃあやらせるなって感じですけどね
[メイン] 山中 鹿之助 : い、一体どのような内容なのでござろうか…
[メイン]
ラフィー :
……いや……ううん。
ラフィーは楽しかったから……いい……
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 聖者だな…
[メイン] 佐藤 週 : よし幻覚見てきた
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : !
[メイン] GM : お疲れ様です
[メイン] ラフィー : お疲れ様……こわい
[メイン] 山中 鹿之助 : お疲れ様でござる!
[メイン] GM : なんか切ない感じになってましたね
[メイン] 山中 鹿之助 : 訳ありでござるなぁ
[メイン] 佐藤 週 : ウマ娘ではない、ウマソウルも無い
[メイン] 佐藤 週 : でも確かにその魂の根底には今も根付く何かがある
[メイン] 佐藤 週 : まあそんな所ですね
[メイン] 山中 鹿之助 : 切ないでござるなぁ
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ほうほう……鹿之助とはまた別の異邦人ってことか~
面白いな
[メイン] 山中 鹿之助 : 拙者は死後に何故か現代に蘇った武士でござるからなぁ
[メイン]
山中 鹿之助 :
市ヶ谷殿達は継続する時に
友人に何故か戦国武将がいるというでばふが掛かるでござる
[メイン] ラフィー : ……でも……もし行ってしまったら……ラフィーは悲しい
[メイン] 佐藤 週 : 大丈夫ですよ
[メイン] 佐藤 週 : ここでのつながりがある限りはきっと
[メイン]
山中 鹿之助 :
うむ
目に見えずとも、繋がりは確かにあるものでござる
[メイン] ラフィー : ……!
[メイン]
ラフィー :
>友人に何故か戦国武将がいるというでばふが掛かるでござる
ラフィー……友達に戦国武将がいるから歴史と乗馬と考古学+80していい……?
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ああ、そんな死ぬわけじゃないんだから
私たちはずっと友だちとしているから……安心しな
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : ダメだった
[メイン] 山中 鹿之助 : ばふに仕立て上げたでござる…
[メイン] 佐藤 週 : 急に無法が飛んできた
[メイン]
GM :
確か技能の成長ってそのセッションで振ったやつ限定だったような…
私の卓だとなんでも構いませんけど
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 友だちから教わったので成長ではない(無法)
[メイン] 佐藤 週 : というか一応スマホの使い方教えてる設定なら電話して聞いて補正かければ問題ないですね!
[メイン]
ラフィー :
IQ280
でもラフィー……正直この3つ使われてる卓見たことないからなんのプラスにもならない……
[メイン] 山中 鹿之助 : 悲しいでござる
[メイン] 佐藤 週 : まあ…そらそうか…
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 知識技能 99
[メイン]
GM :
歴史はたまに見ますね
というか今日本来やろうとしたシナリオでは使えましたね
[メイン] 佐藤 週 : へ~!
[メイン] ラフィー : まずい……可愛い顔して平然と無法……
[メイン] GM : 乗馬は…戦車に乗るシナリオならあるんですけどね
[メイン] ラフィー : へ〜……!
[メイン] ラフィー : なんで……?
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 戦車……?
[メイン]
山中 鹿之助 :
正当CoCも捏造技能をGMの許可さえあれば使えるみたいでござるから
もう拙者も今まで作ったキャラシに全部無法技能設定してしまおうか考え中でござる
[メイン] 山中 鹿之助 : 戦車に乗って神話生物殺すシナリオも確かに世にはありそうでござる
[メイン] 佐藤 週 : 戦車に乗るシナリオなら乗馬(風雲再起)にしましょう
[メイン] GM : <砲>の技能使う機会がないから街を守るために戦車に乗って戦う変なシナリオがあります
[メイン] 山中 鹿之助 : ハイヤーッ!
[メイン] ラフィー : 駆逐艦が戦車に…?
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : 陸海が踏破してしまう
[メイン] 佐藤 週 : 後は空を飛ぶ戦車が欲しいですね
[メイン]
GM :
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13446798
制作者様のシナリオになります
[メイン] ラフィー : うわ……!
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : さんきゅ!
[メイン] 佐藤 週 : うわあり!
[メイン]
ラフィー :
>男が何に苦しんでいたのかというのは、答えが分かれるかと思います。それぞれの探索者が出した答えをお楽しみください。
なるほど……trueではあるけど決まった答えはないんだ……
[メイン]
GM :
そうですね
PLの出す答えが全てです
[メイン] 市ヶ谷 有咲 : なんでも受けいれてくれるのはありがたい
[メイン] GM : ロストがないシナリオだとこういうの多いと思います
[メイン] 佐藤 週 : ふぇ~
[メイン]
ラフィー :
……うん。4時だし……ラフィー、そろそろおねむかも……
楽しかった……ラフィー、ありがとうなんて思って……ううん、思ってるよ。
[メイン]
ラフィー :
……じゃ、お疲れシャン。
またね……………………すぅ……
[メイン]
市ヶ谷 有咲 :
ん、ゆっくり休めよな
昼寝してる分、夜も寝れなくなったら大変だぞ〜?
あと、他の奴らにも言っとくが……今日の卓は……なんだ、その……楽しかったぞ!
色々楽しませてもらった!ありがとうな!
[メイン]
佐藤 週 :
私もそろそろ寝るか…♠
楽しかったお疲れシャン!
またね~~~!
[メイン]
GM :
4人とも参加ありがとうございました!
お疲れ様です、またね~!!!